老化を加速させる「糖化×酸化」とは?若々しさのために必要な“Wケア”

「最近、疲れが顔に出やすくなった気がする」
「スキンケアを頑張っているのに、肌の調子がパッとしない」
「いつまでも若々しく、元気な毎日を送りたい」

そんな方に、ぜひ知っていただきたいのが、身体の中で起こる「糖化」と「酸化」という2つの現象です。

健康や美容に関心のある方の間では、すっかりおなじみとなったエイジングケア(※年齢に応じた栄養補給などのケア)。
その中で、老化の大きな原因と言われているのが、身体の「サビ」と「コゲ」です。

今回は、いつまでも健やかに、そして若々しく過ごすために知っておきたい、「糖化×酸化の連鎖」と、その対策について分かりやすくご紹介します。

目次

身体が「サビる」酸化と、「焦げる」糖化

私たちが呼吸で取り込んだ酸素の一部が、体内で活性酸素に変化し、細胞を傷つけてしまう現象。これが身体のサビと呼ばれる「酸化」です。
ストレスや紫外線、睡眠不足などが重なると活性酸素が増えすぎ、年齢とともに蓄積するダメージがさまざまな不調やエイジングサインに関係していると言われています。

【「酸化」の生活習慣チェック】
・睡眠不足が続いている
・朝起きても疲れが取れにくい
・仕事や人間関係などで日常的にストレスがある
・ちょっとした外出なら、日焼け止めを塗らない
・お酒をたくさん飲むことが多い
・タバコを吸う
・激しい運動をしたり、屋外で長時間過ごすことが多い

一方で、食事から摂った余分な「糖」が、体内のたんぱく質と結びついてしまう反応。これが身体のコゲと呼ばれる「糖化」です。
糖化によって作られるAGEs(最終糖化産物)という物質は、年齢とともに体内に蓄積しやすく、肌のハリ不足や、身体のしなやかさが失われる原因として研究されています。

【「糖化」の生活習慣チェック】
・甘いお菓子や、甘い飲み物が好き
・ご飯、パン、麺類など「炭水化物」が好き
・食事はつい「早食い」をしてしまう
・食事のとき、野菜よりも先にご飯やお肉を食べてしまう
・運動不足
・食後はすぐに眠くなる、横になりたくなる

要注意!糖化と酸化が引き起こす「負の連鎖」

この「サビ(酸化)」と「コゲ(糖化)」は、それぞれが別々に起こっているわけではありません。実は、お互いに影響を与え合い、老化を加速させてしまうことが分かってきています。

例えば、糖化によって作られたAGEsが体内に増えると、細胞の酸化ストレスを増大させることがあります。
そして、酸化によるダメージが蓄積すると、今度は糖化の反応がさらに進みやすくなってしまうのです。

「糖化は酸化を呼び、酸化は糖化を加速させる」

この負の連鎖が起こることで、肌の黄ぐすみやハリ不足、慢性的な重だるさといった、加齢に伴う変化がより一層引き起こされやすくなると考えられています。

若々しく過ごすための「Wケア」とは?

だからこそ、いつまでも若々しく健康的な毎日を過ごすためには、酸化と糖化、どちらか一方だけでなく「2つのケア」を同時に行うことが理想的です。

では、具体的にどのようなことを意識すれば良いのでしょうか。

① 酸化を意識した生活習慣(抗酸化)

まずは、活性酸素を増やしすぎないことが大切です。
十分な睡眠をとり、過度なストレスを溜め込まないように工夫してみましょう。また、紫外線をしっかり防ぐことや、緑黄色野菜などビタミンが豊富な食材をバランスよく食べることも、酸化を意識した生活の基本です。

② 糖化を意識した食習慣(抗糖化)

糖化を考えるうえで注目したいのが、食後の血糖値の急激な変化です。
糖質に偏った食事を控え、野菜やたんぱく質から食べる「ベジファースト」を心がけるだけでも、糖化ケアにつながります。また、食事と一緒にレモンや梅などの「酸味のある食品(クエン酸など)」を取り入れ食後の高血糖対策をすることも、近年注目されている健康習慣のひとつです。

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