どんなにいい姿勢で座っていてもカラダを動かさずにいると血流は悪くなってしまいます。
筋肉を動かさないでいると、血管周囲の筋肉の収縮によるポンプ作用が弱くなり、静脈の流れが悪くなります。
そうなると血管内に血液が貯留し、血管周囲に水分が染み出してしまうことで足にむくみが出て血液が固まりやすくなるのです。
この血液の固まり(血栓)ができた状態が深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)。
いわゆるエコノミークラス症候群です。長時間のデスクワークなども、注意が必要だと言われています。
[長時間座るときの注意点]
・長時間同じ姿勢でいることを避ける
・足の指をこまめに動かすなど足の運動をする
・1時間に1度は、かかとの上下運動(20~30回程度)をする
・歩く(3~5分程度)
・適度な水分を取る
・時々深呼吸をする
(HONEY-STYLE21号より抜粋)