前後と左右のねじれが複合して起こっているタイプ。骨盤の傾斜を生みやすい生活習慣が身についてしまっているので、まずはその習慣を見直すことが大切です。運動やストレッチなどはツイスト系(ひねり)を意識して行うようにしましょう。また運動を行うことで筋肉もバランスよくすることがポイントです。
前後の傾斜が特に目立つタイプ。このタイプの人は特に座ったときに猫背になりやすく、頭痛、肩コリや眼精疲労も起こりやすくなると言われています。また、立っていても座っていても腰の痛みを感じやすい、という特徴もあります。お尻がたれたり、下腹部が出たりと骨盤周りの筋肉が衰えやすく筋肉の衰えによりさらに骨盤の傾斜が増すという悪循環にも陥りやすいタイプです。
左右の傾斜が特に目立つタイプ。片側に体重がかかっているので左右のどちらかのみに痛みが出やすく、またその痛みは足のしびれに繋がる可能性が考えられます。ウエストの高さや太もものボリュームも左右差が出やすいので注意しましょう。
前後・左右の骨盤のゆがみもなく、また骨盤周りをしっかりと支える筋力があり、理想的と言えるタイプ。この理想的な状態をキープするために大切なのが、筋肉が柔らかく弾力があること。キーとなるのは「股関節」になります。日ごろから股関節の柔軟性を意識しましょう。