近頃、テレビや雑誌など多くのメディアで取り上げられているEMS。
EMSが良いという評判はよく耳にするけれど、どんな効果があるのか、いつどのように使うものなのか、疑問を抱いている方も多いのでは?
EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の頭文字を使用した言葉です。
直訳すると、「電気的な筋肉への刺激」で、微量の電気による刺激で筋肉を動かし、筋力トレーニングのような効果が期待できます。
EMSで流れる電気はすべて同じものと思われがちですが、主に低周波、中周波(干渉波)、高周波の3つの周波数帯に分けられます。
もともとEMSは、身体の痛みを取り除いたり、スポーツ選手のリハビリに使用したりと、医療器具として開発された背景があります。しかし、実は医師免許がなくても取り扱えるうえに、操作も簡単なことが特徴。一般向けに購入できる製品も増えています。
EMSの種類は多岐にわたります。
パッド型で、肌との密着性を重視したものや、二の腕やおなかの正面・わき腹などに簡単に装着できるベルト型のもの、ランニングやウォーキング時に装着するもの、足裏・ふくらはぎや太ももなどに装着し座って使用するものなど様々です。
筋肉がつきにくい部分でも運動させることができ、自身がアプローチしたい筋肉をピンポイントで鍛えられます。
さらに最近では、EMSの機能が加わった美顔器なども販売され注目を浴びています。顔全体をまんべんなくマッサージしたり、肌にハリを与えてほうれい線やシワ対策になったりと嬉しい効果がたくさん!
私たちが身体を動かすときには、脳からの「動け」という命令が運動神経を伝わって筋肉に届き、電気信号によって筋肉が収縮されて動くようになっています。
EMSはこうした一連の神経回路を介さずに、直接筋肉に電気刺激を与えて収縮させ、筋肉を鍛えます。「ながら運動」のように家事をしたり、仕事をしたりしながらEMSの器具を用いて運動効果を得られるので、厳しいトレーニングをせず手軽に効率よく身体を鍛えられます。
さらに、筋トレでは鍛えにくいインナーマッスルまで電気刺激を与え鍛えられることもメリットのひとつ。また、筋肉を増やすことで基礎代謝が上がり、ダイエット効果も期待できます。 運動不足を解消したい、身体を引き締めたいという人にぴったりの機械です。
単なるシェイプアップやダイエット目的だけではなく、腰痛・肩コリ・ストレートネック・産後ケア・膝痛・O脚・猫背などでお悩みの方にもおすすめです。
楽トレは一般的なEMSとは異なり、特許取得(特許番号:第5535405号)のダブルインパクト波形(複合高周波)によって深部まで電気刺激を送ることができるため、運動強度が高いことが特徴です。
一般的なEMSが、周波数1,000~8,000Hz、通電2~3㎝(干渉波として)で、アウターマッスルへ作用するのに対し、楽トレは、周波数1~50万Hz、通電15cm以上で、インナーマッスルとアウターマッスルの両方を同時に刺激できる唯一の波形を実現できます。
そのため、一般的なEMSでは届かない、奥の奥まで電力が届き深部の筋肉(インナーマッスル)に働きかけることができます。
さまざまな筋肉に作用する楽トレは、身体の仕組みを理解している柔道整復師・鍼灸師だからこそ効果を最大限に活かすことができるので、接骨院などで施術を受けることがおすすめです。