季節の変わり目は要注意!重ダルい痛みは神経痛かも?

こんにちは。HONEY-STYLE編集部のはらだです。

季節が変わって肌寒くなってくると、だんだん気になってくる腰回りの痛み
柔道整復師の先生に相談すると「神経痛の可能性がある」と言われびっくり。
神経痛と聞くと正直まだまだ自分には関係のないことかな?と思ったのですが、実はそんなこともないみたいです。神経痛はライフスタイルや普段の姿勢によっては、幅広い世代に現れる可能性のある症状だそう。
神経痛の原因や季節との関係、予防方法について柔道整復師のやまなか先生に詳しく教えてもらいました。

目次

こんな人は神経痛に注意!

はらだ
やまなか先生、神経痛の可能性があるのはどんな時ですか?

やまなか先生
次のような痛みに覚えがある場合は、神経痛の疑いがあります。

①腰が痛いor重だるい
②お尻が痛いor重だるい
③脚にしびれがある
④脚や腰回りの感覚に違和感がある

年齢は関係なし!神経痛が起こる理由

はらだ
なるほど。覚えがある気がします。そもそも、神経痛とは何ですか?

やまなか先生
神経が何らかの原因で刺激を受け生じる痛みを総称して神経痛と呼びます。
身体には、背骨から体幹、手足の先まで末梢神経が分布しています。この末梢神経が関節のズレや姿勢の歪み、筋肉の硬直などで圧迫されてしまうと痛みが起きます。

神経痛は悪化すると感覚のまひなどに繋がる可能性があります。また、痛みやしびれをかばうために身体の片側に負担をかけてしまい、身体の歪みやむくみ、だるさに繋がることもあります。

神経痛が起こる原因はさまざまですが、病気や外傷(怪我)を除く場合には生活習慣が関係していると予測されます。
例えば、仕事で長時間立ち続けたり、座り続けたり、姿勢が悪かったりする場合。また、精神的ストレスなども神経痛悪化に関係すると言われています。

季節の変わり目は要注意!寒い季節は神経痛が現れやすい


はらだ

腰回りの痛みは寒い季節に特に感じやすいのですが、神経痛が現れやすい時期はありますか?

やまなか先生
神経痛は、特に秋から冬にかけて症状が強く出る方が多いです。寒い季節だけ神経痛に悩まされるケースも、患者さまからよくお聞きします。

季節が移り変わる10月ぐらいから寒暖差が激しくなり、夏の身体にセットするのか?秋の身体にセットするのか?と、身体自身の判断が難しくなるため、自律神経のバランスが乱れやすくなります。神経痛は自律神経とも関連しており、乱れによって痛みが現れることがあります。

それに加えて雨の日や風が冷たい日などは、気温が下がりきっていない時期でも十分に身体が冷えてしまいます。身体が冷えると血管が収縮して血液の循環が悪くなり、筋肉が硬くなります。その結果、神経痛の痛みが強くなると言われています。

また寒さで血流が悪くなることで、酸素が上手に細胞に運搬されなくなります。
酸素が不足すると、痛みを引き起こすブラジキニンやセロトニンといった疼痛物質が、筋肉などにたまりやすくなります。

適度な運動をすることで血流の改善や筋肉の硬さをやわらげることができますが、近年の外出自粛によって普段の運動量が低下している方も多いです。さらに、寒いとどうしても外に出にくくなりますよね。そのような理由で運動量が減ってしまうことも神経痛の原因として挙げられます。

神経痛を予防するには?

はらだ
なるほど。寒い季節の神経痛予防のポイントは血流を悪くしないことと、運動不足にならないことですね。自分でできるセルフケアがあれば教えてください。

やまなか先生
簡単なセルフケアを3つご紹介します。 

①軽めのスクワットを毎日しましょう

家の中でできる運動としておすすめなのはスクワットです。
膝を軽く曲げるぐらいでもいいので、10回を3セットやるだけで適度な運動になります。

②なるべく良い姿勢を保ちましょう

姿勢が悪いと血流が悪くなりがちです。「仕事で長時間同じ姿勢でいなければいけない」、「繰り返しの動作をしなければいけない」そんな方は、なるべく良い姿勢でいられるように気を付けてください。
また、ずっと同じ姿勢でいるとどうしても筋肉に負担をかけてしまいますので、1時間に1回ほど首や肩や腰をゆっくり回してみましょう。

③体を冷やさないようにしましょう

季節の変わり目は、朝晩の寒暖差が激しいですよね。一枚羽織れるものを持ち歩き、身体を冷やさないように気を付けましょう。特に、足首は冷やさないように注意してください。また湯船にゆっくりつかり身体の芯から温めることも効果的です。寝冷えすることも多いので寝具やパジャマなどにも気を遣いましょう。

神経痛予防のセルフケアに自信がない場合は接骨院へ!


はらだ

教えてもらったセルフケアを頑張って実践してみようと思います!でも、正直スクワットを毎日続けられる自信はないし、ずっとデスクワークなのでどうしても長時間同じ姿勢になりがちです。どうすればいいでしょうか・・・。

やまなか先生
自分でケアしきれないかも、という方はぜひ接骨院の先生を頼ってください!

接骨院では、普段の生活のなかで負担のかかりやすいところや、負担がかかることで傷めてしまっている部位のケアをすることができます。

接骨院で姿勢の歪みのチェックを受けたり、歪みに対するアプローチを受けたりすることで、生活の中でかかる身体の負担を緩和させることが期待できます。

自律神経の乱れや身体の冷えには、はりきゅうの施術もおすすめですし、楽トレなどのEMSを導入している接骨院であれば効率よく筋肉を収縮させることもできます。寒い季節に身体の痛みが気になる方は、一度接骨院の先生に相談してみてはいかがでしょうか?

教えてくれた人
柔道整復師 やまなか先生
柔道整復師 やまなか先生身体のこと、接骨院のこと、セルフケアやストレッチ方法など、なんでも教えてくれる凄腕柔道整復師。15年以上に渡り1万人を超える患者さんと接してきた経験から、施術に関してのことはもちろん、食生活や生活習慣などの相談にも幅広い知識で答えてくれる。

この記事を書いた人
HONEY-STYLE編集部 はらだ
美と健康を目指す人が当たり前に接骨院という選択肢を持てる世の中にするため、日々勉強中&情報発信中の30代女性。マイブームはヘアケアと韓国ドラマ。炭水化物が大好き。地図と計算が苦手。

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