猫背とひとことで言っても、その姿は様々! 重要なのは、どんな姿勢のときも、常に背骨が自然なS字カーブを描いていること。
立位では問題なくても座位だと猫背になる場合もあるので、子どもの立っている時と座っている時の両方をチェックしてあげましょう。 猫背の問題は、ただ単に見た目が辛そう、だらしなさそうという印象を与えるだけではありません。猫背になることで自然と胸郭も圧迫され、呼吸が浅くなってしまうことも。ひいては基礎代謝や内臓機能、持久力や集中力など、様々なパフォーマンスの低下にもつながりかねません。
また、体を支えるインナーマッスルが鍛えられていないために、体表面の筋肉だけで姿勢を支えようとし、幼いながらも慢性的なコリやゆがみに悩まされる子どもたちが増えているとの報告も。また、インナーマッスルは20歳を超えると年々退化すると言われていて、平坦なところでつまづくなど、基礎的な運動能力の低下を招きやすくなるので、ご注意を。
(HONEY-STYLE28号より抜粋)
子どもはほぼ親の管理のもとで生活します。自主的に改善することは基本ありません。
そこで、まず毎日使うベッドやイスに注目を。睡眠時に大事なのは布団の硬さ。骨が発達途中にある子どもが柔らかい敷布団で寝ると、背中のS字が崩れて猫背の原因になることも。理想は寝返りが打ちやすい、適度な硬さの敷布団です。
そして、イスは座ったときに足の裏がつき、ヒザと腰が同じ高さになるのが理想的。脚がブラブラしないように、足元に台を置くなどの工夫を。また、小学生であれば、ランドセルの肩ヒモの長さも重要。長過ぎると肩甲骨を後ろに引っ張ってしまい、首猫背の原因になることも。
体に密着させて背負えるよう、成長とともに定期的な確認・調整を。そして何より、日頃から運動させ、まんべんなく体を動かすことが大切です。
特別な運動ではなく、歩くだけでもインナーマッスルは鍛えられるので、なるべく一緒に歩いて猫背対策を。
(HONEY-STYLE28号より抜粋)
施術前に様々なチェックを通して、現在の状態を確認します。
姿勢分析シートの前で横向き、背面で2枚撮影します。
先生の指示に従い、無理せず行ってください。
お子さまの日常生活での気になる点もご相談ください。
頭や肩の位置、腰の反りなどを確認します。
姿勢チェックの内容に沿って、施術をしていきます。
子供の姿勢が悪く、試させて頂きました。
意識づけになって良かったと思います。