骨盤に限らず、子どもの骨はきちんと固定されておらず、バラバラの状態。
体の成長とともに骨もつながり成長していくため、バランスが悪い状態で固定してしまうと、痛みや違和感の一因となる可能性も。 また、骨盤がゆがんだまま成長すると体幹が安定しないだけでなく、筋肉バランスが崩れて体にかたさが生じやすくなるため、柔軟性も低下しがち。
すると、縄跳びや跳び箱、逆上がりが苦手…というように運動パフォーマンスが低下しやすくなるほか、 筋肉も緊張しがちになるため、成長痛の原因にもなりかねません。
一般的に、骨盤が完成すると言われているのは20歳前後。 成長期に負荷をかけ過ぎずに骨盤周辺の環境を整えておくことが、成人後の腰痛や不調を防ぐ重要なポイントなのです。
(HONEY-STYLE31号より抜粋)
成長痛とは、骨が伸びるスピードに筋肉の発達が追いつかず、筋肉が引っ張られる際に発生する痛みのこと。 そのピークは8歳から10歳頃と言われ、ヒザや向こうずねの痛みなど、下肢に発生する痛みは骨盤に原因がある場合が多いそう。
その場合、骨盤がゆがみ、傾くことで周辺筋肉のテンションに影響し、筋肉がかたくなることで痛みが発生するため、 湿布やスプレーなどの対処療法だけでは根本的な改善が望めません。まずは、全身の動きの基礎となる骨盤を整えるのが先決。
また、中には子どもでは自覚しにくい成長期特有のトラブルもあるため、 成長痛のケアは痛むところだけを処置するのではなく、骨盤を含めて、体のバランス全体にアプローチをすることが大切です。
施術前に様々な姿勢チェックを通して、現在の骨盤の状態を確認します。
※姿勢チェックは初回と1ヶ月後に行います。
姿勢分析シートの前で背面、横向きで2枚撮影します。
先生の指示に従い、無理せずゆっくり行ってください。
日常生活のお悩みなども、ご相談ください。
姿勢チェックの内容に沿って、施術をしていきます。