どのような役割を果たしているのか、ピンと来ない存在の肩甲骨。背面部から肋骨を覆っている、一対の三角形状をした大型の骨のことで、実は上半身の筋肉や関節が集約されるところに位置しています。
中医学では、“すべての病は背中から入ってくる”という説もあるほど、毎日を健康に過ごすためには見逃せない存在!
また、他の骨と違い、鎖骨と一部が繋がっている以外は、筋肉のみで支えられて、身体の中で浮いているような存在。
そのために上下左右、内点・外転、斜め…と、複雑な動きができるのですが、まわりの筋肉がこってしまうと、動きが制限されてしまうこともあります。骨盤が全身の土台なら、肩甲骨は全身の筋肉の拠点ともいえるところ。
まずは、日頃から肩甲骨の存在を意識していくことから始めましょう。
デスクワークを終えた後や同じ姿勢のままでいた後、上半身が強ばるような感覚を味わった人も多いのではないでしょうか?
動きが少ないと筋肉の柔軟性が弱まってしまい、「肩を回そうとすると音が鳴る、もしくは回しづらい」「肩甲骨が肉に埋もれて目立たない」といった状況になってしまうことも。
結果、肩甲骨と繋がっている方や首の筋肉・僧帽筋などに影響を与えてしまい、肩コリや首コリに結びつくこともあると言われています。
そうなってしまうと、こった肩をマッサージしても根本が改善されていないため、その時は“気持ちいい”と思っても、また肩コリ状態が続く…という結果に。
まめに肩甲骨を動かすことが、コリ対策のひとつ。肩甲骨が「健康骨」と呼ばれるのも、そんな意味合いがあるのです。
施術前に姿勢をチェック。
ご希望の方には、ご自身の携帯で姿勢写真を撮影しますので、施術後の姿勢と比較していただけます。
座位の状態で姿勢をチェックします。日常生活のお悩みがあれば、ご相談ください。
肩や背中の動きを確認します。
巻き肩の具合を確認します
姿勢チェックの内容に沿って、施術をしていきます。
背中の張りで困っていましたが、施術を受けたらかなり楽になりました。仕事柄直ぐに元に戻ってしまいますが。